メガネ店開業に必要な許認可
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※ メガネ(度付き眼鏡・老眼鏡・サングラス・コンタクトレンズ)の販売を行う場合、薬機法第39条に基づく「高度管理医療機器等販売業許可」が必要です(コンタクトレンズは高度管理医療機器扱い、度付き眼鏡は管理医療機器扱い)。都道府県知事(保健所設置市は市長)に申請します。
※ コンタクトレンズは「高度管理医療機器」に該当し、販売には高度管理医療機器等販売業許可+管理者(医療機器営業所管理者継続研修修了者)の配置が必須。度付き眼鏡の販売だけなら「管理医療機器販売業届出」で済む場合があります。
※ 管理医療機器等販売業の「管理者」は、基礎講習(3日程度)+継続研修(2年毎)修了者が求められます。眼鏡士資格とは別の制度(眼鏡士は国家資格ではなく民間資格)。
※ 視力測定・処方箋なしの度数決定は医療行為ではなく、「適合業務」として眼鏡店スタッフが行えます(2005年厚労省通達)。ただし眼疾患の診断・治療・処方は医師法違反となるため、医学的判断を要するケースは眼科医への誘導が必須。
※ 処方箋(医師の眼鏡処方箋)に基づく販売は、正確な度数・瞳孔距離(PD)・レンズ形状の測定と調整が必要です。眼鏡技術認定者(SS級・S級・M級)による技術確保が顧客信頼と医療事故防止の観点で重要。
※ 店内で近視矯正目的のLASIK・ICL等の医療相談・手術予約を行う場合は医療法・医師法の規制対象。店内医師常駐なしでのレーシック紹介は注意が必要(紹介料の景表法規制含む)。
※ コンタクトレンズの通信販売は「特定販売」として厳格な規制があり、初回購入者への医師受診勧奨・製品情報提供・使用方法説明の書面交付義務があります。
※ 取得費用は必須許認可の申請手数料のみの合計です。検眼機器・レンズ加工機・フィッティング設備・店舗改修費・コンタクトレンズ在庫は含みません。
※ 取得までの目安は最も時間のかかる許認可の取得期間です。高度管理医療機器等販売業許可は通常1〜2ヶ月で交付されます。
※ 下記の「条件付きで必要な許認可」のうち労働保険加入届・給与支払事務所開設届は、販売スタッフ・技術者等を雇用する場合に必要です(メガネ店ではほぼ全店舗で該当)。
必要な許認可
すべての店舗で必要な許認可(1 件)
メガネ店を開業するすべての事業者で必要な許認可です。
営業内容に応じて追加で必要な許認可(7 件)
従業員の雇用・店舗規模・法人化など営業実態に応じて、営業内容に応じて追加で必要になる許認可です。 計画している営業内容に照らして該当するものを確認してください。
労働保険の加入届
労働者(アルバイト含む)を1人でも雇用する事業者に義務付けられる労災保険・雇用保険の加入手続き。
給与支払事務所等の開設届出
給与の支払いを始めた日から1ヶ月以内に、所轄税務署に提出する届出。
個人事業の開業届出
個人事業として開業する場合、事業開始から1ヶ月以内に所轄税務署へ提出する届出。
防火管理者選任届出
収容人員30名以上の防火対象物で、防火管理者を選任し所轄消防署に届け出る手続き。標準的なメガネ店(20〜100㎡)は通常対象外だが、大型店舗・路面店で該当する場合あり。
消防計画作成届出
防火管理者の選任と同時に、消防計画を作成して所轄消防署へ届け出る。
防火対象物使用開始届出
店舗等の防火対象物を新たに使用開始する場合、使用開始の7日前までに所轄消防署へ届け出る。
社会保険の加入届
健康保険・厚生年金保険の加入手続き。法人は従業員1名から、個人事業は常時5名以上の従業員を雇用する場合に義務付けられる。
メガネ店開業の許認可申請をまとめて相談する
必要な許認可の整理から申請先の確認まで、まとめて相談できます。
※ 上記は目安です。営業内容や店舗条件によって金額は変動します。
※ 営業内容によって追加で必要な許認可は上記に含まれません。
開業時の共通手続き
業種を問わず、メガネ店開業時に必要な共通手続きです。メガネ店特有の許認可(上記)に加えて、法人として開業する場合は以下の手続きも進めてください。
【開業形態】
※ 共通手続きの詳細・申請先・必要書類は、各自治体・税務署・労働基準監督署等の窓口でご確認ください。
出典
このページの業種定義は以下の公式ソースに基づいています。
- 総務省統計局 日本標準産業分類(令和5年改定) JSIC 小分類 6082 時計・眼鏡・光学機械小売業
- 医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律 第39条
- 労働保険の保険料の徴収等に関する法律 第4条
- 所得税法 第230条
- 所得税法 第229条
- 消防法 第8条第1項
- 消防法 第9条(火災予防条例への委任規定)
- 火災予防条例 第56条(東京都の場合。各自治体により条文番号が異なる)
- 健康保険法 第48条
最終更新日: 2026-04-23 / 次回見直し予定: 2027-04-23(法改正発生時は即時更新)
許認可の要否・費用・期間は自治体や営業形態によって異なる場合があります。最新情報は管轄行政機関でご確認ください。